なぜ不動産投資をするのか?今、考えてみる。
こんにちは、t-nakaです。今回は不動産投資の実践からは脇道に逸れ、抽象的な話になります。2016年から見ている正月番組の「欲望の資本主義」などをみて、いろいろ気づかされたことなどを書いていきます。
【なぜ不動産投資をするのか?】
『金は手段であって目的ではない』、当たり前に聞こえるかもしれませんが、自分自身も実際には金の使い道よりもお金をもっていること自体に重きを置くことがしばしばあります。これを不動産投資に置き換えてみると、不動産により豊かな人生を送ることが重要なことであって、不動産を買うこと自体が目的になってはいけないと思いました。株式などもそうですが、投資をしているとどうしても「買いたい病」のようなものは出てきてしまいます。そして、手段と目的をはき違えている精神状態になることはしばしば起こりうることを認識し、しっかりと自制せねばなりません。そんな時は原点に立ち返って『金は手段であって目的ではない』を思い出すようにしたいですね。
また、人生の中で無理な我慢は必要ないと最近感じています。死が身近にある職場にいると思うのですが人生は短いですし、労働力×時間をお金にしている以上は『自分自身がお金の奴隷』にならないようにすること、お金や自分自身に内在する不安や恐怖をコントロールすることが重要だと思います。『お金の隷属からの解放』のために不動産投資や起業、お金について学ぼうという意見も散見されますが、やはり自分のマインドをコントロールすることが重要だと思います。結局、自分の心をコントロールできなければお金をいくら稼ごうが隣の芝は青く見え、自分自身満足できません…。
1969年にキュブラー・ロスが『死ぬ瞬間』にてがん患者さんの受容の過程について、「否認」・「怒り」・「取り引き」・「抑うつ」を経て「受容」に至ると述べました。賛否両論はあるところですが、死だけのものではなく、自分に降りかかるbad newsにおいても同じことが言えると思います。不動産投資においても山あり谷ありです。いい時はイケイケでいいと思うのですが、苦しい状況こそしっかりと自分の心の表出パターンを把握し、可能な範囲で律し、ストレスは最小限に抑え、目的(お金を貯めること自体で目的ではありません)に向かっていくしかありません。
以上、つぶやきでした…。最近、自分の目でわかる範囲でも、少しずつ不動産の価格が下がってきており、利回りが高くなってきているのがわかります。やはり融資の引き締めが影響しているからでしょうか。そして、実際の価格に反映されるのにはやはりタイムラグがありました。この波をしっかり把握し、今後にいかしていこう。