アパート①購入後の5年間のキャッシュフロー
こんにちは。t-nakaです。地方の医療者としては、オリンピックへの無観客については願ったりです。自分が見に行くわけでもないですし…。結局、全員が納得する政治/行政というのは難しいですね。
さて、今回は下の記事の続きで5年間の実質的なキャッシュフローについてです。
アパート①購入後 約5年経過 part Ⅲ
端的に申し上げますと、ちょうど5年間の合計で、事業主借500万、専従者給与500万、専従者の退職金の積み立てが114万、赤字が計310万なので還付金が310万×(0.33+0.10)=133万くらいです。事業主借の内訳ですが、アパート②の時はオーバーローンとまではいかなかったので、購入時の諸経費分の負担が半分、残りがもろもろの修繕といったところでしょうか。配偶者控除もなくなりましたし、年間40-50万くらいのフローでしょうか(半分は積み立て、半分は還付金ですが)。よいかどうかの判断はひとそれぞれかと思います。
ただ、今後は物件の減価償却期間に気を付けねばなりませんし、赤字の還付は物件を増やしにいかない限りは難しいかと思います。そう考えると、減価償却期間が短い築古物件で修繕して、修繕費もろとも減価償却期間が過ぎて税率が安くなる5年経過後に売却するのは手法としては正しいと思います。色々手数料があるかもしれませんが、税金対策としては非常に優秀だと思います。都会であればまだまだ狭小住宅の需要もありそうですし、出口戦略からなかなか地方ではまねできないやり方ですが。もう一つ別のスキームも織り交ぜて活動の幅を広げたいものです。