診療報酬改定について思うこと
こんにちは。t-nakaです。診療報酬改定が話題になってますね~。特に精神科や内科の診療所が大変になると。社会保障費に歯止めがかからないのもありますが、いろいろやりすぎてきたので、財務省/厚生労働省も容赦なくなってきたのでしょう。今までは良心によって医師をしている人も多かったので、おおめにみてきたこともあったのかと思いますが、ビジネスライクになり、楽に儲かるところに人が殺到するようになったらその都度保険改訂するようになってしまいますよね。地域枠は約束反故/地域医療に役に立たんマイナー科勤務/なんちゃって地域勤務、初期研修後は自由診療に殺到/情報商材型開業、コロナ補助金搾取、こつこつ医療を提供するよりもなんか抜け道を見つけるようになってしまったら、その抜け道は塞いでいくしかないからな~。昔はそういう抜け道は医者の良心とか医局からの圧力とかで抑制されていたんだろうけど。。。
しかも、クリニックの診療報酬下げることに反対することに関しては世論は味方してくれない。よく、病院は地域で残してくれとかあるけど、別にクリニックがつぶれようが、雇用面でもほとんど困らんし。こっそりおいしいところをチューチューしてればいいのに、自己顕示欲でX等で可視化されて一般人からヘイトを買う始末。そもそも家庭医や精神科医が一人親方で高収入になる構造が諸外国に比べおかしいからな。
2年後もおもしろくなりそうですね、ただ、開業医の収入が厳しくなると、自ずと勤務医でもいいかという人が増えて、供給が増えれば収入が下がるという流れになるだろう。そもそも地方と都会で診療報酬が同じなのがおかしいんよ。人件費や家賃代は都会の方が上やろ。飲食店と違って診療後は地方でも混んでるから、客数で稼ぐこともできない。大都市加算で数%くらい上乗せしてあげる制度とか作ってもいいのにといつも思います。