年末調整の書類提出終了!
こんにちは、t-nakaです。年末調整の書類を提出してきました。青色事業者で専従者給与を使うとなるとハードルが上がりますが、毎年の必要な書類についてのお話です。
【初年度】
事業規模になったら、開業届や青色申告承認申請書、給与支払事務所等の開設届出書、青色事業専従者給与に関する届出書、源泉所得税の納期の特例に関する申請書などを提出します。専従者給与を払うとなると少し手間ですが、ネットで調べながらでも、必要書類さえあれば数時間で終わります。
【毎年】
1月と7月に半年分の所得税徴収高計算書を提出します。もちろん0円なので必要ないような気がしますが、やっておくのにこしたことありません。
年明けには早速、給与所得者の扶養控除等申告書や保険料控除申告書、源泉徴収簿をざっとでいいので記載します(提出の義務はありませんがしっかりと記載しておきます)。そのあとに給与支払報告書の個人用と総括表、給与所得の源泉徴収票等の法定調書合計表を記載します。今まで源泉徴収票はもらう立場だったのですが、こうして作って渡す立場になるのは新鮮です。前年のをほぼ丸写しなので、1時間くらいで終わります。
実際に書類を提出するのは1月と7月くらいで、何度も申しあげておりますが、書類作成というよりもしっかり帳簿を記載したり、領収書などを管理するのが重要です。当初、税理士に頼もうと思って見積もりを取ってもらったことがあります。だいたい売り上げに応じて値段がきまるのですが、不動産賃貸業なんて収入が1000万/年あろうが、やることは少ないのに年間20~30万くらい、青色専従者等の手続きも追加でとるということです。経費化できるとはいえ無駄なコスタですよね。
【まとめ】
よく最近AI化について話題になります。そのうち、医者の仕事もAIに置き換わるのではとのことですが、その前にこう言った簡単な帳簿作成などは人の手を必要としなくなるのではないのかとやりながら思っていました。今やgoogleさえあればすぐにわかりやすくhow to の記事を見つけられます。それは医療についても同じかもしれませんが、医療の場合は直接自分の身に降りかかっていることなので、やはりまだまだ専門家にという意識があると思います。それに対して、確定申告のような作業は自分がやったあとで、あとで間違いを訂正してもらえればいいわけですから、個人がdo it yourselfをすればよいだけです。
そしてチェックする側はAIをうまく活用すればいいと思います。それこそ、クレジットカードやQR決済をうまく活用できればそのデータをそのまま税務署に申告すればかなり効率化できるのではと思います。事業主ごとにQRコードを割り付けてそれで決済しなければならない、そうすれば売り上げを過少に申告することもできなくなります。自営業の経費がグレーであることは身をもって体感しましたので、明らかな不正防止のためにビックデータを用い効率化をはかります。マンモグラフィーなどで異常を拾い上げる研究が進んでいますが、経理はデジタル化できますので、画像よりは容易かと思います。これらのことは実際に行われているかもしれませんが、個人事業主における経理などは比較的たやすいので早く普及するかもしれません。
以上で長い話になってしまいましたが、自分も専門ではないので、もし何かにしらの誤りがあるようでしたら連絡いただけますと幸いです。