勤務医の収入・支出を見直しの時期に
こんにちは。t-nakaです。自分と似ていると言われたひろゆきが色々炎上していますが、やはり専門外については語るのは難しいですね。他科のことはもちろん、コメディカルの仕事や事務の仕事についても口は出さないように、いちいちイライラしないようにすることを心掛けています。雇う側であればいろいろ口は出すと思いますが、お互い上司部下ですらありませんから。
さて、勤務医としての収入に対する考え方でステージをいくつかに分けて考えてみました。①:報酬は二の次で自分が成長する時期、②:①で得た実力・人脈を駆使してガンガンお金を稼ぐ時期、③:価値観が時間等>お金となり、働き方を見直す時期、④:勤務医としての集大成をどこでむかえるかの時期、⑤:最期に向けてどう働くかの時期、ざっとこんなものでしょうか。
ちょうど専門医・大学院もおわり、取り合えず科研も1回は通したので、①は終わり。②についても地方であれば3年目以降は大学病院だろうと1000万は超えてくるので①と並行しながら進んでいきました。自分としては大学生の時から2000万を一つの目標にしていたので、②も卒後10年経ずにほぼ終わり。だいたい大学60万強、正規の外勤60万強、当直バイト60万強なところで基礎控除減額にはならないといったところです。自分の性格的にあるラインを超えると満足して堕落していきます。テストも8割の問題で8割の正答6割5分を目指してやってきたので、再試・最終試験の数はトップ10に入っていましたらね…。なので、自分の中の①と②のハードルがそこまで高くないので自分が満足できるところまで達成できてしまい、③のphaseに差し掛かっており、セミFIREなども気になってしまったり、あと数年後には働かないおっさん医になっているかもしれません。こうやってやる気がなく・使えない人材が組織に溜っていくのだなと思いました。
当直バイトあれこれ④
なので、上記でも説明した当直バイトを減らそうかどうか非常に悩んでおります。ただ、体力的・精神的には問題ないし、たまに一人の時間をとれるのは研究時間の確保として貴重だし、1次~2次救急に触れなくなってしまうのは医師としてどうなのかと思い、なかなか切れずにいます。また、支出においても結構散財してきて、ある程度自分と妻の満足度に対する費用対効果がわかってきたので、支出においても無駄なものはカットしていこうかなと思っております。現時点で自分の人生にとって無駄な収入・支出を見直す時期ですが、収入を減らすのは勇気が思ったよりいりますね。