働き方改革からみる日当直の変化
こんにちは!t-nakaです。今、大きな病院の勤務医を中心になって話題になっている働き方改革ですが、下記の記事でも取り上げましたが、個人的な現在の日当直を中心に掘り下げたいと思います。
7月の動き
結論から申しますと、自分のようなもともと労働時間が長くなく、日当直も寝当直が主体であればほぼかわりありません。一部、少し得になったところもあるくらいです。自分は以下の3病院で現在当直を行っております。
①平日寝当直病院 19時~7時 5万/回
こちらは救外はなく、呼び出しも0~2回くらい。宿直届を出しているところであまり変わったことはなく。ほぼ毎週午後外勤帰りによってこれるので立地がいいですね。
②休日僻地病院 一応救急あり 12~13万/回
40床程度の小さな僻地病院。月に1~2回、金夕方~土午前。救急あるけど、夜は宿直扱い、日中は勤務扱い。今までは患者がこなければ宿日直代だけで超勤はでなかったが、なんと日中の時間帯は患者が来ようが来まいが超勤1万/円入るという。宿直中は患者がこれば超勤発生するのはかわらず。日中にほぼ患者こないこともあるので、以前より平均2~3万/回くらい給与はup。人口もどんどん減って、仕事は少なくなってきているのに、いい感じの賃上げ。
③休日 老健などの介護系 10万/回
以前、お話をさせていただいた休日寝当直病院が介護院になって3月で終了となりましたが、4月からあらたに介護老人保健施設やデイサービス等を展開しているところの日当直をすることになりました。もちろん日直・宿直扱い、月に0~1回、前の病院よりも勤務時間は少し短くなり給与は2万弱減ですが、GWや年末年始に駆り出されなくなったのでそれはそれでよし。給与の減少は別にいいけど、空調がうるさすぎてなかなか眠れないのがネック。風呂は近くの日帰り温泉施設で、飯も検食ではないのでまあまあ。
こうみてみると療養病院/僻地の暇な救急告示病院/老健などの介護系とバランスもよく、メジャー科ではない自分にとって学べる機会も多い。月に土午前までが2日、休日日当直が1日、寝不足による翌日へのダメージなし。大学や関連病院以外からの給与として40~50万/月ほどで働き方改革での勤務時間上乗せとしては10~15時間/月程度で全く影響なし。ここ数年で徐々に休みの日もフリーになるようにして、だいぶ家族と過ごせるようになってきたので、土日の仕事をうまくテーパリングできたかなと改めて実感。
ただ、30半ばにして仕事をテーパリングし始めるのは少し早くないかなとは感じている…。給与を増やすよりも、いかにコストをかけずに楽しむかに焦点をあて過ごしていこう。