健康保険・厚生年金料について
こんにちは!t-nakaです。今回は健康保険・厚生年金料について考えてみたいと思います。ちなみに助教になり標準報酬月額が上がったので、いろいろ気になったので調べてみました。
月額報酬は厚生年金料は65万で頭打ちみたいですね。健康保険料は139万まで。ボーナスに関しては健康保険の上限は573万、厚生年金だと150万のようですね。基本的に事業主と折半なので、厚生年金料の上限くらいまでは将来の年金額が増えていくのでお得な気がしますが、それを超えるとあまり健康保険料だけとられてしまうようです。
ここでいろいろシュミレーションしてみました。税込み年収1320万ほど35歳・東京都を想定してみました。
A君 大学病院 月65万 バイトで45万 健康保険料:31980円/月 厚生年金保険料:59475円/月
B君 私立病院 月110万 健康保険料:53628円/月 厚生年金保険料:59475円/月
C君 公立病院 月80万 ボーナス 360万/2回 健康保険料:38868円/月+177120円/年 厚生年金保険料:59475円/月+137250円/年
年間の健康保険料はA君/約38万、B君/64万、C君/約64万となります。厚生年金はボーナスがある分だけC君が多くもらえそうです。結論としては、ボーナスがある病院の方が、厚生年金の積み立てはボーナス分よくなります。保険料は月額報酬の上限は139万、ボーナスは500万なので、それを超えても社会保障料は増えないですが、それまでは9.84×0.5×報酬分取られてしまいます。まあ実際はさらに社会保障料が引かれたところで税金になるので、A君はB君より手取りが17万くらい多くなるだけでしょうか…。ちなみに良く専業主婦は3号でただでずるいとの意見もありますが、サラリーマンであれば半分は会社負担で年金に関しては標準報酬24万で会社に2万/月ほど負担させる計算になりますし、個人事業主は大変かもしれませんが、経費でいろいろ落とせるし、やはり自分の立場を理解し何が最適かを考える必要がありますね~。
Comment
t-nakaさん いつも勉強になります。
社会保険と年金、大事ですもんね。
大学病院で働くメリットは社会保障料がお安くなることと、借入がしやすいこと。
その他、社会貢献している実感!(なんと破格の給与で!)
せっかく大学病院で勤務するなら、メリットを享受しながら充実した日々を送りたいですね。
筋肉万次郎さん コメントありがとうございます!
社会保険と年金、税金はどんどん改悪されていくので、定期的に確認しておかないとしらない間に損をしてしまうので、暇な時に目を通すようにして、今回のように備忘録代わりに残すようにしております。
個人的には大学独自のものとして裁量労働制があるので、ぶっちゃけ大学の給与からすると臨床は週に2~2.5日、教育/研究は週に0.5~1日、外勤などの自由な日が2日くらいが適正ではないかと思います。大学こそ(給料は安いが…)もっと自由に働けるような環境になればと思っておりますし、その人の適正になりますが大学がいいなと思ってくれる人が少しでも増えればいいかと思っております(今現在だと残りたくて残っている人は少なすぎます…)。